妊活手記

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妊活手記 Vol.5 高齢出産についてのまとめ

出生前診断について。
胎児の異常の有無の判定を目的とする「出生前検診」。年々検診率が増加しているそうですが、私は選択しませんでした。
先生も「今の年齢で妊娠して出産することのリスクはわかってますよね?」という聞き方をされましたし、私自身もすべてを受け入れる準備ができているので、「何があっても個性として受け入れます」と当然のように答えました。
また、妊娠発覚についての周囲の反応はそれぞれ。夫の家族はめでたい!と夜通しどんちゃん騒ぎ。逆に私の家族は妊娠したことを親戚にも誰にも言わなかった。これも現実なんです。「嬉しいけれど、何かあったときに悲しい思いをしてしまうから人に言えない」とひた隠しでした。
事実、先生にも「何かあったらお母さんの命と子どもの命、どちらを取りますか?」と聞かれていましたし、それだけ高齢出産はリスクが高いのです。
だからこそ、どんな形だっていい、流産せずに無事に生まれることを毎日祈るのみでした。
そうして、沢山の不安を乗り越え、9月13日、元気な女の子を出産できました。
ここまでこれた私の体、旦那様、先生、そして赤ちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです。
妊娠・出産できた理由。
44歳という高齢で、全前置胎盤を経ての出産。
今振り返っても、私の妊娠は奇跡の連続でした。逆に言えば、生命を授かることがそもそも奇跡なのだと気づいたときから、すべてを受け入れることができたのだと思います。
妊娠・出産できた理由を一言で表すのは難しいのですが、まず、子宮の状態がよかったことではないでしょうか。そのおかげで排卵から着床ができ、全前置胎盤になりながらも、先生が驚くほど順調に育ってくれたこと。私と向き合ってくれ、排卵日当日のベストタイミングに処置してくださった沖縄の先生や、出産までサポートしてくれた日赤の先生との出会いも欠かせません。
外的要因では、環境を変えたことです。住み慣れた東京で、それまでの自分のライフスタイルを崩さずに治療を受ける方法もひとつだったでしょう。でも、私は180度生活を変えて、まず仕事を軽減し、毎日リラックスした気持ちで過ごして、日中はお散歩やヨガをして、夜は夫と一緒にゆっくりと食事をする…。
私の場合はどれかが欠けていてもこのような結果にはならなかったかもしれません。
「妊活」についての思い。
不妊治療の辛さは肉体的なものではなく精神的なものだと言われます。自分自身が治療をする以前だってそのことを理解していたつもりですが、もしかしたらなんとなくわかった気になっていただけだったのかもしれません。
でも、自分がその立場になってから、本当に本当に切実すぎるほど実感するようになりました。
クリニックの混み合う待合室で、様々な思いを抱えている方々と、じっと順番待ちをしている時間。生理が来たときの「またダメだった…」という気持ち。時間だけが過ぎていく焦り。
仕事や勉強など、努力すれば成果がでるものと違って“命”はコントロールできない。だからこそ、期待しすぎないように自制する自分もいるし、そのくせ真実に途方もなく落ち込む。その感情のコントロールはとても難しいものでした。
とはいっても、私は健康という面では恵まれていて、自分で勝手に子どもを作る機会を先延ばしにしてきた結果、高齢になっただけです。
仕事や遊びの楽しさを優先して「子どもはまだいらない」と考えて行動してきたわがままな自分は、とっても罪だとも考えてしまいました。高齢未妊の精神的苦しみは、後悔の念でもありました。
これから治療を始めようとしている方へのメッセージ。
ここまで私の実体験を読んでくださりありがとうございました。
妊娠を望んだ42歳から、44歳まで。毎月「今月こそ」と祈る気持ちと、同じくらいガッカリした気持ちの中で過ごして、ここまで自分と自分の感情、そして自分の体に向き合ったことはないほど、毎日が目まぐるしいものでした。
だからこそ、高齢で赤ちゃんが欲しいと望む人たちのために、私はホットストアという会社の代表になり、幸いなことに赤ちゃんを授かり、不安とリスクを乗り越えて出産したのかな、と思うようになりました。
みなさんに私からお伝えできることがあるとすれば、まずストレスのない生活を心がけて欲しいということ。そして、年齢は止められないけれど、自分の体を少しでも健康に、少しでも若く保つ為に自分に合った方法を見つけることです。
そして、肝心の病院。病院選びは彼氏選びのようなものだったなと思います。先生と子どもを作るといっても大げさではなく、一緒に頑張る相手を見誤ると逆に遠回りになってしまいます。いくら有名病院でも、何かが違うと思っていると、私の経験的にはいい結果にならなかったので、本当に先生の存在が大きいと感じます。
妊娠を望む全ての時間、それは自分の気持ちをどこにどう持って行くのか、その強さが試されていました。
そして、最後は何といっても自分。自分次第なのです。

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