健康コラム

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2009年10月号

「冬至にゆず湯」。その由来や冬に嬉しい健康効果とは?
1年の中で1番、日の出から日没までの時間が短い「冬至」。日本では古くから、冬至に「ゆず湯」に入る風習があります。ゆず湯は香りが良いだけではなく、冬の体にとって嬉しい効果も。一方、ゆず湯はお肌がピリピリして苦手という方も少なくありませんよね。今回は、ゆず湯の由来や効果と合わせて、ゆず湯の基本的な作り方、敏感肌の方でも入りやすいゆず湯の作り方などをご紹介していきたいと思います。
「冬至」っていつ?「ゆず湯」の由来は?
冬至は、暦の上では冬の真ん中にあたります。感覚としては、冬至あたりから本格的な寒さがスタートするので、「冬の到来を告げる日」という印象がありますね。 冬至の日は太陽と地球の位置関係で決まるので、毎年少しずつ誤差がありますが、大体12月22日付近になることが多いです。ちなみに、2016年の冬至は12月21日になるようです。 また、ゆず湯に入る由来に関しては、いくつかの説があります。 ◎太陽の力が回復し始める「一陽来福」の日(=冬至)に、体を清め厄払いをするための「禊」の意 ◎冬至にゆず湯に入ると、1年間風邪をひかずに健康に過ごせる ◎「ゆず」と「融通」がきく、「冬至」と「湯治」の語呂合わせで無病息災を願う ほかにも、ゆずは実るまでに長い年月がかかることから、「長年の苦労が実りますように」という願いを込められているという説や、強い香りが邪気を祓うという考え方もあるそうです。
ゆず湯の効果
ゆず湯に入ると、普通のお風呂よりも「体が温まる」と感じる方が多いと思います。それは、血行を促進して体を温めてくれるから。風邪予防や冷え症の改善のほか、腰痛や神経痛といった症状にもいいとされています。
加えてゆずの皮にはクエン酸やビタミンCが含まれているので、美肌にも役立ちます。また、ゆずの良い香りは心身の緊張をほぐしリラックスさせてくれます。ゆず湯は心身の健康と美容に様々な効果が期待できる、嬉しいお風呂なんですね。
効果を最大限に楽しむゆず湯の作り方
大きく分けると、「ゆずを丸ごとお湯に浮かべる方法」と「カットして浮かべる方法」があります。
【丸ごと浮かべる】
見栄えが良く片付けもラクですが、数が少ないと香りを感じにくいのが難点。皮に切り込みを入れる、削る、つまようじで刺して穴をあける等のひと手間を加えると、香りがぐんと強くなりますよ。
【カットして浮かべる】
カットすると少量でもゆずの成分や香りが広がりやすくなります。ただ、果肉や種などが浴槽内に散乱するのがデメリットなので、ネットやガーゼに包む方法がオススメです。
※敏感肌の方用お肌ピリピリ対策
皮に切り込みなどを入れずに丸ごと浮かべる方が、お肌がピリピリする原因となる「リモネン という成分が流出しにくいです。
「ピリピリはイヤだけど香りはしっかり欲しい」という方も多いと思いますので、ちょっとしたコツを伝授!皮は入れる前によく洗い、ゆずを揉んだり潰したりするのは控えましょう。
切り込みを入れたゆずをあらかじめ熱湯で20~30分蒸らしたり湯通ししてからお湯に入れると、お肌のピリピリが軽減されます。お湯からあがった後にシャワーをよく浴びてくださいね。

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