健康コラム

健康コラム

2009年10月号

脳や心にもメリットがたくさん!1日30分のウォーキングはまさに「万能薬」
運動不足が体に悪いのはわかっていても、ハードな運動はなかなかやる気がわかないもの。でも、ウォーキングなら日々の生活に手軽に取り入れられると思いませんか?ウォーキングは誰でも簡単にできる上、実は脳や全身の臓器にも良い影響をもたらす万能なトレーニング法なのです。
男性で85cm以上、女性で90cm以上は危険信号!
問題です。日本人の男性で85cm以上・女性で90cm以上の数値を持っていると「要注意」とされる疾患があります。これって何のことだかわかりますか?
答えはズバリ、ウエスト周囲径。内臓脂肪面積と関連していて、要は上記の数値だと、内臓にたっぷり脂肪が付いている可能性が高いということ!「メタボリック・シンドローム(通称メタボ)」のネーミングで、高血圧、脂質異常症、糖尿病、動脈硬化など生活習慣病のリスクが高まることはご存知の方も多いでしょう。 ぽっこりとしたお腹は加齢によるものだと言われていたのは過去の話。現在では、内臓、とくに肝臓への脂肪の蓄積は運動不足の状態が続くことも大きな原因になり得ることがわかってきました。
メタボやロコモなど、10年後・20年後の身体にアプローチ
メタボに対する運動療法の効果を調べた研究では、ウォーキングなどの有酸素運動を1日30分以上、毎日継続的に行うことで、脂肪肝の改善、善玉コレステロールの増加、動脈硬化の抑制、血糖値を下げる働きを持つ物質の分泌を促す…などなど、生活習慣病予防にも効果的なことが判明しています。  また、筋力の低下をきっかけに骨や関節など運動器全体が弱くなっていく「ロコモティブ・シンドローム(運動器障害)」、通称ロコモが、将来の要支援や要介護のリスクを高めると言われて問題視されています。歳を取ってからの話のようですが、そんなことはありません。骨や筋肉の量のピークは20~30代。骨や筋肉は適度な運動で刺激を与えることで維持されます。これが弱ってしまうと40代・50代で身体の衰えを感じやすくなり、60代以降に思うように動けない身体になってしまう可能性があるのです。 足腰が弱る→転倒や骨折をしやすくなる→寝たきり&介護が必要に…。そうならないよう、ウォーキングで下肢の筋力を維持することが大切です。
うつや認知症予防にだって効果アリ!
ウォーキングのメリットは、身体の健康だけではありません。脳機能の維持にも役立つことが解明され、その証拠として、運動を続けている人はしていない人に比べて脳の認知機能の低下を約30%防止することができたという報告があり、認知症の予防にも効果を発揮するということが認められています。さらにウォーキングによって脳の血流が良くなり、抑うつ状態も改善するといわれていて、こころの健康も維持できるのです。  メタボや生活習慣病、ロコモ、認知症の予防。歩くだけでこんなにもメリットがあります。一人で、ご夫婦でデートがてらウォーキングをする、ペットの散歩をする、ウィンドウショッピングなど買い物のついでにちょっと早歩きをするのでもOK。足腰に不安がある方は、ゆっくり歩くだけでも大丈夫です。大切なのはできる限り毎日継続すること。日々の健康のために、そして、数十年後に心身ともに健康で自立した生活を送るためにも。今日から1日30分のウォーキング、早速始めてみませんか?

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