健康コラム

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2009年10月号

夏のレジャー&日常生活に。紫外線予防の基本と対処法
8月はいよいよ夏本番! 夏休みに旅行をしたり、海や山などへ出かける予定のある方も多いのではないでしょうか?ただ、気になるのは紫外線。美白意識の高い方は、日焼けが気になって十分に楽しめなかったり、外出を控えてしまったり…。
そんな紫外線から肌を守る日焼け止め(サンスクリーン)は、今やレジャーだけでなく、日常生活にも欠かせないものになっています。一方で、使い方や商品選びには分かりにくい点も。
夏の紫外線対策、一緒に考えていきましょう。
まずはおさらい「日焼けのA・B・C」
知っている方もいるかと思いますが、まずは紫外線の基礎知識のおさらいから。
そもそも紫外線とは、普段浴びている太陽に含まれている光線のひとつ。肌の奥まで届き、シワやたるみをもたらすといわれている「UV-A」(通称:生活紫外線)。肌の表面にダメージを与え、シミやそばかすの原因となるのが「UV-B」(通称:レジャー紫外線)。そして、もっともダメージが大きい「UV-C」と、波長の長さによって3つに分類されています。
通常「UV-C」はオゾン層にさえぎられていますが、近年進んでいるオゾン層の破壊により、その影響が案じられています。
日焼け止めは「SPF」「PA」が高いほど良い?
日焼け止めには「SPF」という値が用いられています。これは「Sun Protection Factor」の略で、「UV-B」に対する防御効果を表しています。
夏の海岸で、素肌で20分間日光に当たると翌日くらいに赤み(日焼け)が出ますが、例えばSPF30 の日焼け止めをつけた場合、20(分)×30(SPF)=600分=1 時間日光に当たって、はじめて赤みが出るということ。また、「PA」は「Protection Grade of UVA」で、肌の奥へ届く「UV-A」の防御指数のことで、+から+++の3段階があります。SPFが肌が赤くなる原因を防ぎ、PAは皮膚の黒化が起こる原因を防いでくれるということです。
日本の化粧品会社では、「日常生活ならSPF20程度、屋外での軽いスポーツ・レジャーの場合はSPF30程度、本格的にスポーツをするときや、海や山ではSPF50程度が目安」と言っているところがほとんどで、シーンによっての使い分けが大切です。
「使用感のいい日焼け止め」の注意点
「日焼け止めを塗るとベタベタする」「日焼け止めは肌に悪そう」と感じている方も多いのでは?最近では伸びがよくてサラサラするようなタイプ、薄付きのタイプなども多く販売されています。また、「刺激が強そう」など、使用に抵抗があるという考えから、ごく少量の日焼け止めを化粧水などで伸ばして使う方法なども雑誌等で紹介されています。半面、伸ばしすぎて、塗布量が少なくなりがちなのだそう。
日本皮膚科学会によると、製品に表示されたSPFやPAの値は、肌1平方センチ当たり2mgを塗った時の紫外防止効果(意外に多いことにびっくりですね!)。薄くつけようとするあまり、 規定量の半分も塗っていない…。思い当たる方もいるのでは?
半分の量しか塗らないと、防止効果も当然半減。特にSPF数値の大きいものほど効果の減り方も大きいそうです。必ずしも規定量を塗る必要はありませんが、使う場所や時間によって使い方を考える必要がありますね。

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