健康コラム

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2009年10月号

ジメジメとした梅雨時期の不調を大解剖!
全国各地で梅雨入りのニュースを聞く今日この頃。雨だと通勤や外出もおっくうですし、ジメジメとした日が続くと気分までめいってしまいます。さらにこの時期は、からだの調子を崩す人も多いのです。
その原因と対処方法を考えていきましょう。
湿度が体に与える影響とは
「なんとなくだるい」「体がむくむ」「頭痛や関節痛が辛い」 梅雨の時期になると、こんな症状に悩まされる方も多いのではないでしょうか。天候が悪いため、気分的なものもあるようですが、東洋医学では、雨天が続く時期に起こる体内の不調は「湿邪(しつじゃ)」によるものだといわれています。
「湿邪」とは、余分な水分が引き起こす様々なトラブルのこと。人の体は約60~70%が水分ですが、日本では、梅雨の時期の湿度はそれを上回る80%~90%にもなり、水分代謝の滞りが体に様々な悪影響を及ぼします。また、最近では西洋医学でも湿度や気圧などが自律神経や血圧・関節内圧などに影響しているらしいと認識されはじめ、科学的にも証明されているようです。
体内の余分な水分が健康の邪魔に
「湿邪」の原因は、湿気だけではありません。ただでさえ高湿度で皮膚からの発汗などの代謝機能がうまく働かなくなるという外的環境に加え、冷えた食べ物・飲み物、過剰な水分などの取りすぎも身体の内部に湿気をためます。体の中に湿気がたまると、胃腸の働きが悪くなります。胃腸が弱ってしまうと、エネルギーが作りにくいので、気や血の不足になりやすかったり、余分な水分でタプタプの身体になったり、余分な水の運搬などにエネルギーを無駄に消費します。
また、たまった水や湿気が血や気の流れを邪魔をするために、余計にだるく感じたりむくみにつながったりも。慢性になると水に熱が奪われてしまい「冷え」が起こる場合もあると東洋医学では考えられています。
「湿邪対策」=「冷え症対策」だった
梅雨の時期に体調が悪くなりやすいかたは、
○ 水分過剰摂取
○ 代謝・発汗不足
○ 体を冷やしている
などが当てはまらないか、日々の生活を見直し、改善してみてください。
暑くて食欲がないときは冷たいものばかり食べてしまいがちですが、冷たいもの、生もの、甘い物などの食べすぎは「湿邪」を起こしやすい体内環境になっています。日頃それほど運動をせず、お菓子を多く食べていたり、ビールと一緒にお刺身や魚介類のおつまみを食べるのが大好きな方は、湿邪が身体にあふれているかもしれません。
運動で汗をかいたり、利尿作用のあるお茶を飲んで体内の水分を排出すること。そして、火を通した料理を心がけ、特に湿を取る作用のある食材…しょうが、ネギ、シソ、花椒(さんしょう)や、余分な湿を巡らせる作用のあるゆず、みかん、みょうがなどを摂取することがおすすめです。
ところで、ここにあげた食材には、体を温める効果のある食材とも重複していることにお気づきの方も多いのでは?「体を温める」ことは、やはり一年中意識したいものですね。

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