あなたが高品質なマカを手に入れたいなら、この講座を読むことをお勧めいたします。
マカはどれもが同じではありません。
ある程度の知識がないと、高いお金を払ったにも関わらず「思っていたものと違った・・・」となってしまうこともあるのです。
そこで、マカを購入する前に必ず知っておかなければならない12のポイントを3つのパートに分けてお話いたします。
この章では、収穫されたマカの加工手順をみていきましょう。
マカの栽培品質と同じくらい、加工の品質は大切です。この点も知っておくと、あなたはマカのエキスパートと呼ばれるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まず最初に知っていていただきたいポイントがあります。
それは、収穫した生の状態でのマカは輸入が禁止されているという点です。
理由は色々ありますがマカを加工した状態、主に細かく粉末化された状態でなければ輸入はできないのです。
ここで聡明なあなたはお気付きかもしれません。
マカの加工である粉末化はペルー内でおこなわれているのです。言いかえると、良質なマカ選びにはペルーでの加工法を知る必要があるということですね。
そこで最初に、ペルーの加工法を詳しく見ていくことにしましょう。
高原で栽培され、収穫されたマカは最初に太陽に当てて天日干しにされます。マカの栽培地は4,000m近い高地、つまり乾燥地帯ですから天日干しをするだけでカラカラに乾燥します。
このときに重さの70パーセントを占める水分は蒸発し、マカの熟成がすすんでいきます。
天日干しの期間は一般的に3ヶ月間ですが、1ヶ月程しか乾燥させないマカもあるので、この点もチェックは必要です。
ここまでは農家の仕事で、この先は加工場での仕事となります。
乾燥されたマカは加工場に運ばれ、機械で粗く粉砕されます。その後、加熱して繊維を分断する作業と、細かく粉末化して滅菌する作業がおこなわれます。
実はマカの加工品質を決めるポイントはここにもあります。
粉砕したマカを加熱するのは、繊維を分断し吸収をしやすくするためです。
マカは食品として摂取するものですからこの工程はとても大切です。この工程を省いたマカも見受けられますので十分ご留意くださいね。
また、同じように大切なのは滅菌時のマカの安全性です。
繊維を分断されたマカは細かい粉末にされ、滅菌作業がおこなわれます。
滅菌をする方法として放射線やガスを用いることもありますが、安全なのは加熱による滅菌方法です。
食品としての安全性を考えるのでしたら、この点にもチェックしていただけたらと思います。
さて、マカに濃縮されたエキスがあるのはご存じでしょうか。
ここ数年、日本で販売されているマカの多くにマカを濃縮したエキスが用いられています。特に大手企業さんのマカのほとんどには濃縮エキスが使用されています。
マカを細かくした微粉末と濃縮エキスの違い。これは一般的に知られていないと思いますから、この場をお借りして説明します。
一般的に濃縮エキスというと栄養分がギュッと詰まっているイメージがありますが、そのイメージは必ずしも適切とはいえません。
濃縮というのは一つの成分の濃度を上げることですから、裏を返せば他の成分を捨てているということでもあります。
例えば、マカ濃縮エキスの中にグルコシノレートという成分を濃縮したものがあります。マカ濃縮エキスの多くはグルコシノレート濃縮ですが、この成分は最近注目されていますが、現段階では機能性が良くわかっていません。それだけでなく多くの野菜に含まれている成分でもあります。
野菜に普通に含まれており、機能性もはっきりわからない成分の濃縮にどのような意味があるのか今の段階では不明です。
それだけでなく、グルコシノレートを濃縮したために他の貴重なアミノ酸(アルギニン、リジン、イソロイシン、ロイシン、バリンなど)の多くは失われます。つまり、濃縮には良い面と悪い面があるのです。
濃縮する成分を決めるのは各メーカーさんの考えによってさまざまです。濃縮エキスを使ったマカ製品を選ぶ場合は、まず何を濃縮しているのかを確認しましょう。
濃縮エキスを使う大きな理由は多くの場合、「栄養分が凝縮されているイメージがある」という販売上の都合からなのです。
こちらも重要なチェックポイントとして頭に入れておいてください。
※濃縮エキス製品が悪いと言っているのではなく、濃縮の対象と意味がはっきりしていない傾向が強いという点は十分にご理解くださいね。
前章ではマカの信頼性チェックについてのお話をしました。それでは"マカの加工"についての信頼性チェックはどのようにすればよいのでしょうか。
例えばペルーなどの海外で加工された場合、どこかの工程で品質の低いマカが混じってしまう可能性も十分考えられます。
「高品質なマカと思って摂取していたのに、実は品質の低いものだったわ・・・。」ということがないよう、ここでは大切なチェックポイントをいくつかご紹介します。
まず、細かい微粉末となったマカの品質は見た目ではほとんどチェックできません。そこで行われるのは、ペルーの研究機関である大学でのサンプリング分析です。
ペルーの大学では基本的な栄養素、エネルギー・タンパク質・脂質・配分・炭水化物・繊維はもちろん、粉体サイズ・pH・水分・乾燥減量などの分析をおこなうことができます。
実は多くの日本人が思う以上にペルーの大学はすばらしい分析の技術を持っているのです。
こうしてサンプリング分析されたマカには必ず分析証明書が発行されますから、証明書を揃えているマカは安心といえます。
さらに微生物検査を行っている証明書があればより信頼性は高いものといえるでしょう。この検査は大腸菌などの有無を確認するのにとても重要です。こちらもあわせてチェックしておきましょう。
・3ヶ月は天日干しされ、繊維分断加工や加熱滅菌がされているかチェック。
・濃縮エキスを使用しているマカ製品は何を濃縮しているのかチェック。
・加工が適切に行われたことを証明する分析証明書は大切。